境界悪性卵巣腫瘍⑧麻酔科受診、入院前の説明
手術一週間前に、入院前説明のため、家族の同席が
必要でシングルマザーの私は、親を呼ばざるを得ません
でした。
シングルマザーになってからも、迷惑をかけたくなく
親の手を借りる事はめったにありませんでした。
親も70代で若くはないので申し訳なかったんですが
同席を頼むと、暇やで!と快く、協力してくれました。
両親とは一見仲がよさそうに見えて、性格が合いません。
同じ町内にいながら、敬遠していましたが、
今回、お手伝いをしてくれていたので、本当に助かりました。
手術では全身麻酔、硬膜外麻酔を受けるので、この日
午前中に麻酔科受診がありました。
受診後、入院前説明まで、3時間ほど時間があったので
ロビーでお昼を食べながら、先日、息子に薦められていた
小説「君の膵臓を食べたい」を読んでいました。
小説を読むのは早い方で、暇な私は集中して読み切って
しまいました。
年を重ねるごとに涙腺がゆるゆるになってきている私は
案の定、号泣(T_T)
あかん、あかん、自分の体の事で泣いてるみたいに
思われる~、と、トイレでお化粧直しし、
天気も良いので、病院周りを散歩して、母が来るのを
待ちました。
手術、入院は万一の事を考えて計画されます。
また、造影CTの結果が微妙だったのか、入院前説明では
悪性卵巣腫瘍の治療の流れで説明を受けました。
小説の影響か、この時、初めて、
大丈夫やろか?万一、悪性やったらどないしよ、
とほんの一瞬だけ不安になりました。
が、担当のA先生の判断を信頼していましたし、
悪いところを全部取ってくれる、と子宮卵巣全摘出に
対しては積極的に考えていたので、
その後、不安にかられることはありませんでした。
この日に手術の前々日入院になると聞きました。
前日だと思っていたので、予想外。
この日の説明を受けるころには、経験者の方のブログを読み漁って
参考にしていたので、入院準備はすっかり出来上がっていました。
腫瘍が大きいので、破裂の可能性があるといわれていたので
いつでも入院できるようにと、旅行バッグに準備していたので
一日早まっても時間に余裕がもてました。
入院時の連絡手段のため、契約を渋っていた中学生の娘のスマホも
調達し、散髪も済ませ、コープの個配の注文も済ませて、
入院中の食材は安心。
コープの個配は退院後も大いに活用させてもらいました。
子供達も、母の入院という初体験に動揺する事なく
家の事は大丈夫!心配せんでいいよ!と頼もしく言って
くれていました。
なんだか、うるさい母がしばらくいないという解放感もあり
やる気、満々のご様子。娘に至ってはスマホも手に入ったし
ルンルン🎵です。
ほんの2週間だけど、寂しいのは母だけ?
☆診療代 220円