子供4人のシングルマザーの雑記帳と境界悪性卵巣腫瘍

シングルマザー歴10年。仕事、病気、手術、4人の育児や進学など経験したことを発信していきます。

境界悪性卵巣腫瘍⑧麻酔科受診、入院前の説明

 

手術一週間前に、入院前説明のため、家族の同席が

必要でシングルマザーの私は、親を呼ばざるを得ません

でした。

 

シングルマザーになってからも、迷惑をかけたくなく

親の手を借りる事はめったにありませんでした。

 

親も70代で若くはないので申し訳なかったんですが

同席を頼むと、暇やで!と快く、協力してくれました。

 

両親とは一見仲がよさそうに見えて、性格が合いません。

同じ町内にいながら、敬遠していましたが、

今回、お手伝いをしてくれていたので、本当に助かりました。

 

手術では全身麻酔、硬膜外麻酔を受けるので、この日

午前中に麻酔科受診がありました。

受診後、入院前説明まで、3時間ほど時間があったので

ロビーでお昼を食べながら、先日、息子に薦められていた

小説「君の膵臓を食べたい」を読んでいました。

 

小説を読むのは早い方で、暇な私は集中して読み切って

しまいました。

年を重ねるごとに涙腺がゆるゆるになってきている私は

案の定、号泣(T_T)

あかん、あかん、自分の体の事で泣いてるみたいに

思われる~、と、トイレでお化粧直しし、

天気も良いので、病院周りを散歩して、母が来るのを

待ちました。

 

手術、入院は万一の事を考えて計画されます。

また、造影CTの結果が微妙だったのか、入院前説明では

悪性卵巣腫瘍の治療の流れで説明を受けました。

 

小説の影響か、この時、初めて、

大丈夫やろか?万一、悪性やったらどないしよ、

とほんの一瞬だけ不安になりました。

  

が、担当のA先生の判断を信頼していましたし、

悪いところを全部取ってくれる、と子宮卵巣全摘出に

対しては積極的に考えていたので、

その後、不安にかられることはありませんでした。

 

この日に手術の前々日入院になると聞きました。

前日だと思っていたので、予想外。

 

この日の説明を受けるころには、経験者の方のブログを読み漁って

参考にしていたので、入院準備はすっかり出来上がっていました。

腫瘍が大きいので、破裂の可能性があるといわれていたので

いつでも入院できるようにと、旅行バッグに準備していたので

一日早まっても時間に余裕がもてました。

 

入院時の連絡手段のため、契約を渋っていた中学生の娘のスマホ

調達し、散髪も済ませ、コープの個配の注文も済ませて、

入院中の食材は安心。

コープの個配は退院後も大いに活用させてもらいました。

 

子供達も、母の入院という初体験に動揺する事なく

家の事は大丈夫!心配せんでいいよ!と頼もしく言って

くれていました。

なんだか、うるさい母がしばらくいないという解放感もあり

やる気、満々のご様子。娘に至ってはスマホも手に入ったし

ルンルン🎵です。

ほんの2週間だけど、寂しいのは母だけ?

☆診療代 220円