境界悪性卵巣腫瘍⑩手術前日
手術前日は、忙しくあっという間に過ぎました。
この入院を機会に退職しようと思っていた職場の
上司が二人、お見舞いに来て下さいました。
さすが重度身障者のケア施設の経営者。
あると助かる入院グッズをもってきてくれました。
中でも、クッションは入院中、重宝しました。
本当にありがたいですが、退職すると決めていた
ので、申し訳ない気持ち・・・
まさか、この日に上司たちが来るとは思わず、
床頭台に入院中のスケジュールをぽんと無造作に
おいていたんです。それに目をやった後、
心配そうに私の顔を見て、大変やなぁ、と。
後で、そのスケジュールをみたら
でかでかと、
子宮付属器官 悪性腫瘍治療スケジュール
と印字されていました。
これ見たら卵巣がんって思うわなぁ
でも、まだこの時は、悪性か良性かも分からなかった
ので否定も肯定もできなかったです。
遠路はるばる(10kmほどですが)自転車こいで、
三男が手作りケーキを持ってきてくれました。
三男は菓子作りが、私が言うのもなんですがプロ級。
まだ高校生でしたが、本格的な菓子作りをします。
工程が面倒くさいマカロンを作ったり
デコレーションケーキもお手のもの
三男が菓子作りをせっせと始めたころから、
私も贅肉づくりが始まったような気がします。(笑)
卵巣腫瘍の発覚が遅かったの要因の一つになっているかも
しれません!(怒られる)
娘も頼んでいた買い出しをもってきてくれました。
兄について自転車で・・・(次からバスで来るって
お疲れさんでした)
入院中にベッド柵に引っ掛けて使えるようにと
ティッシュボックスのカバーを可愛く作ってくれたん
ですが、これが、前回の投稿にも、記述しましたが
入院生活中、重宝しました。感謝!
友人も、術前の元気なうちに、とスイーツもって
来てくれたりしたので、病室の小さな冷蔵庫は
いっぱい🎵(うれしい)
その夜、ラキソベロンを一本飲みっ切って下さい、と
新たに一本手渡されました。
普段、介護の現場で、便秘がちな利用者様に15滴も
盛ったら、結構な効果を発揮しているのを見てきたので、
とっても抵抗がありました。
でも、飲まなきゃあならない。
恐る恐る、寝る前に飲み干しました。即効性は
なかったのですが、後々(手術後)の不幸を招きました。
あと、剃毛とおへそのお掃除を、きっれ~いに若い看護師
さんが丁寧にしてくれました。
剃った後は、かゆくなりますよね~(笑)
なんて、言いながら…(*ノωノ)
その夜は、ラキソベロンではなく同室の方の、
イビキがすごくて、不眠でした。
いいなぁ、ぐっすり寝れて、と恨めしいぐらい
イビキを豪快にかいてはりました。トホホ