子供4人のシングルマザーの雑記帳と境界悪性卵巣腫瘍

シングルマザー歴10年。仕事、病気、手術、4人の育児や進学など経験したことを発信していきます。

境界悪性卵巣腫瘍⑬術後3日目

術後3日目の午前中に、背中の硬膜外麻酔が

外されました。麻酔科のドクターが病室まで

来てくれ、あっという間に処置終了。

すぐに痛みがくることはなかった

けれど、ロキソニンを処方されました。

その後、じわじわと痛みはやってきたので、

辛くなる前に、適宜、ロキソニンを我慢せず

服用していました。

 

術後3日目の朝は、まだ食欲がわかず、水分しか、

摂取できませんでしたが、昼食は少し食べることが

できました。クリームシチューとサラダとパイナップル。

 

おやつもでました。(^^♪

ちょっと、うれしい。

 

午後には点滴も外れて 解放感~

歩行時、点滴スタンドを頼りにしていたので、

自力で頑張って歩かないといけない!

 

トイレには何とか一人で行けていたのですが、この日、

看護師さんに、シャワー入れますか?と尋ねられ、

1人で行けるかちょい不安。

昨日、全身清拭してもらったものの、頭髪が油ギッシュで

洗髪がしたかったので、とてもシャワーはしたい!

浴室が病室から遠いのもあり、母にお手伝いを頼み、

来てもらいました。

 

まだ、動くと腹部が痛く、思うように力が入らないので、

ズボンや下着の着脱が一人ではやはり困難でした。

 

母は70代の膝痛持ち。母娘二人してヨタヨタです(>_<)

浴室の使用時間に制限(30分)があるので、時計を

みながら、母に負担をかけないよう手伝ってほしい所を

伝えながらのシャワー浴。

介助しているのか、してもらっているのか…(笑)

 

1人では入れなかった状態だったので、とりあえず母に

感謝!

 

夕方あたりから、術後初めて、お腹が空いたな~って

感じられました。

この日の夕食は、煮魚、カボチャ煮、キュウリの酢の物

でしたが、ほぼ完食(^^♪ 味付けも私の好みで、明日からの

お食事が楽しみ♡となりました

 

 

境界悪性卵巣腫瘍⑫術後2日目

昨日より全身のしんどさが少しはマシになったけれど、お腹の調子が

悪かったです。

開腹手術をしたら、腸の癒着の恐れがあり、腸閉そくなどおこすことも

あります。

ガスやお通じは、我慢せず出さないといけません。

 

手術前のラキソベロンが、残っていたのか、この日は、散々な一日。

 

おならが出そうになった直後、温かい液体がおしりを伝う感覚。

出血してる?と思い、確認。(もがいたもののお腹が痛くて

座って見ることが出来ず鏡で確認)

血液じゃなく、液体。

お腹が空っぽなので、便が出ずに液体が出てきた模様。

やばい!!

ナースコールで看護師さんに来てもらいました。

 

「もらしたみたいです💦」(恥ずかし~)

 

に、看護師さん、臭いもしないし、見えてなくて

 

「どれどれ、大丈夫ですよ~」

 

と、にこにこして気にする気配なし。

 

「絶対出てるから見て、濡れてるやろ?」

 

と、痛い身体をずらして、見てもらいました。

そこからは、さすが看護師、段取りが早い、っていうか

鬼!!

 

「ミチミチさん、歩けますか?トイレまで」

 

え?座位の保持も痛くて、頭がくらくらしてる私に

歩けだと??

マジで?って顔で固まる私に、

「無理だったら車いす用意しますから」とにこやか。

 

まぁ、確かに、歩いてもらったほうが後始末も

手っ取り早いし、歩いたほうが腸癒着の防止になって

一石二鳥ですわな。

 

「歩くの?自信ないけど…」と手伝ってもらいながら

そっと、足をベッドから降ろしてみました。

 

両足、どっよ~ん。スリッパがひろえな~い。

看護師さんにスリッパを履かせてもらって、

ゆ~っくり、バルーンや点滴がぶら下げてある、

点滴スタンドを頼りに、よたよたと立ち上がってみる。

(といっても、腰の曲がったおばあさん状態)

 

一歩踏み出すのに、こんなに、四苦八苦するなんて…

 

お腹が心配だし、もう長距離マラソンをしている

(したことないけど)疲労感が襲いましたが、

それよりも、グルグルピーとお腹を下しそうになり、

病室内のトイレへ急ぎました。

5メートルほど先が50メートル先のような感覚。

気持ちと身体がバラバラで幽体離脱しちゃうんじゃない

かと(これも、したことないけど)

 

やっとたどり着き、トイレで、着用していたものを

よっこいせ、、よっこいせと脱いで、看護師さんに着替えを

運んでもらって、最後、ウォシュレットでしっかり洗いました。

 

ここで、ひとついい事が。

トイレへ自力で行けたので、予定より早く、

導尿カテーテルを外してくれました!!

よくやった!ミチミチ。頑張ったかいがあったと、感動。

すっきり~

 

また50メートル先(にある感覚)のベッドまで

点滴スタンドにしがみつきながら、戻った時には

ベッドはきれいにシーツ交換してくれていました。

 

消灯時間まで、なんと 6回 もグルグルピーで🚻へ

ゆっくり、休めることなく、落ち着けない疲労感と

こんだけ歩いたら、腸も癒着しないよな、って変な安心感。

なんとも複雑な一日でした。

 

夜中のトイレは、病室内のトイレは、ほかの同室者の睡眠の

妨げになると申し訳ないので、もう少し足をのばして

病室の向かいの、トイレまで頑張って行っていました。 

リハビリになったかも。

 

ちょっと無理したからか、手術の影響か、夜、発熱してしまい

ロキソニンを出されました。服用後、熱も痛みも緩和され

この日はゆっくり眠れました。

やっと、たまりたまった睡眠不足を解消!!

 

次の日に点滴や硬膜外麻酔がとれる予定。シャワー浴もOK。

煩わしいものが外される期待感もあるけど

痛みがくるんじゃなかろうか、とドキドキ・・・

境界悪性卵巣腫瘍⑪手術~術後1日目

昨夜のラキソベロン1本飲んだ割には、穏やかに

朝方3時ぐらいから便意をもよおし、3回ぐらいトイレに行き

すっきりしたのですが、さらに9時前に浣腸し、出し切りました。

 

そして、手術室へ。

テレビドラマで見る手術室より、器具や機械がたくさんあって

ごちゃごちゃした感じ。

 

まずは、本人確認。

 

手術の説明。

 

手術台にあがり、心電図のパッチをつけ、

パジャマを脱ぎ、横になると、下着も全部外されます。

(もうここまで来たら、生理2日目~とか、気にしていられない)

側臥位で背中を丸め、背中を消毒。

ドキドキ、怖いよ~って思う暇がないぐらい、テキパキさっさと

硬膜外麻酔のチューブが挿入されました。

気持ち悪い痛みが一瞬しますが、想像していたほど痛くない。

 

そして、ゆっくり仰臥位になり、

全身麻酔のマスクがあてられ、スーハー、スー…

深呼吸二回目以降の記憶はありません。

 

ザクザク、チョキチョキ、チクチクされて

 

気づいたときは、術後でした。

これもドラマであるように、

 

「ミチミチさん!起きれますか~?」

 

って肩をトントンと叩かれ、覚醒を促されました。

目を開けると、看護師さんの労うような優しい笑顔。

 

挿管を抜くときに、オエっとなりはしましたが、

麻酔がまだ聞いていたので、痛みもなく、

意識もしっかりしていました。

 

そして、ベッドで寝たまま移動。手術室を出て、

病室に連れて行かれました。

 

手術室前で待っていた両親に

「お待たせ」と声をかけたら、ほっとした表情で

無事でよかったと、一安心したようでした。

(この時すでに両親は、トレイに入れられた、

切除したビッグな娘の卵巣を見せられている)

 

移動中に入院中の主治医の先生(A先生のベテラン

上司)が迅速術中診断では、良性だったよと、にこやかに

伝えに来てくれました。でも、まだ病理診断してみないと

わからないので、詳しく調べますね、

予定していた大網、リンパ節の切除はしていません、

とも言われ、そうなんだ~と思いつつ、ひとまずその時

は安心しました。

 

みぞおちから、恥骨あたりまで、縦に25㎝切る予定で

聞いていましたが、実際は20cmぐらい。腫瘍が破裂して

おらず、漏れもなかったので、なんとか引っ張り出した、

と後日、言われました(笑)

 

朝10時から14時までの手術予定でしたが

悪性の所見なしの判断から、手術も昼過ぎに終わり

両親に声をかけたものの、麻酔も効いていて

病室に戻ってしばらく眠っていたと思います。

この辺、よく覚えていない・・・

 

気が付けば、血栓防止の、巻いて装着するポンプが

両下肢に装着してあり、とっても不快…ちと痛いし。

寝不足もたたっているのに、ポンプが一晩中、作動

しているから、眠れないし、重くて体が動かしづらい。

 

排尿も導尿カテーテルが入っていて、気持ち悪い…

 

なんといっても、腹部の痛み。

傷の痛みなのか、腸が動いて痛いのか、よく

わからない。2,3回、硬膜外麻酔のボタンを

プッシュしていました。(たいして、痛みは

ひかなかったけれど)

 

仰臥位も辛くて、泣きそう。。。ベッド柵をつかみ

何とか腕の力で、側臥位にもちこむ。この時に

背中にクッションを入れて、姿勢維持していました。

 

夜の巡回にはきてくれるけど、そっと見回りする

だけで、基本、看護師さんは、体位変換はしてくれない

のかな。言えば、してくれるんだろうけど、

遠慮もあるし、下手にされて、患部にひびくのも

こわいので我慢してしまった。

 

また、ここで介護職の現場に思いを馳せ、

寝たきりの利用者様の、体位変換、もっとこまめにして

あげよ~とか、安楽の姿勢を意識してあげよう、

と改めて思いました。

 

そんな、長い夜をやり過ごし、朝になって、血栓防止の

ポンプが外された時は、めちゃくちゃ

 

ほっ

 

としました。

まだまだ、身体の痛みや不快感はたいして軽減すること

なくこの日は、一日食欲がありませんでした。

 

術後の人用に、おかゆさんや柔らかいやさしい食事を

提供して頂いていたのですが、

麻酔の影響か、吐き気がおさまらず、冷たい水を飲むのが

精一杯。

 

経験者の方々のブログにも、しんどいけど、一日一日、楽になって

いったと記述があったので、

明日はきっとマシ、と希望をもって、耐える一日でした。

境界悪性卵巣腫瘍⑩手術前日

手術前日は、忙しくあっという間に過ぎました。

 

この入院を機会に退職しようと思っていた職場の

上司が二人、お見舞いに来て下さいました。

 

さすが重度身障者のケア施設の経営者。

あると助かる入院グッズをもってきてくれました。

中でも、クッションは入院中、重宝しました。

本当にありがたいですが、退職すると決めていた

ので、申し訳ない気持ち・・・

 

まさか、この日に上司たちが来るとは思わず、

床頭台に入院中のスケジュールをぽんと無造作に

おいていたんです。それに目をやった後、

心配そうに私の顔を見て、大変やなぁ、と。

後で、そのスケジュールをみたら

でかでかと、

子宮付属器官 悪性腫瘍治療スケジュール 

と印字されていました。

これ見たら卵巣がんって思うわなぁ

でも、まだこの時は、悪性か良性かも分からなかった

ので否定も肯定もできなかったです。

 

遠路はるばる(10kmほどですが)自転車こいで、

三男が手作りケーキを持ってきてくれました。

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三男は菓子作りが、私が言うのもなんですがプロ級。

まだ高校生でしたが、本格的な菓子作りをします。

工程が面倒くさいマカロンを作ったり

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デコレーションケーキもお手のもの

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三男が菓子作りをせっせと始めたころから、

私も贅肉づくりが始まったような気がします。(笑)

卵巣腫瘍の発覚が遅かったの要因の一つになっているかも

しれません!(怒られる)

 

娘も頼んでいた買い出しをもってきてくれました。

兄について自転車で・・・(次からバスで来るって

お疲れさんでした)

入院中にベッド柵に引っ掛けて使えるようにと

ティッシュボックスのカバーを可愛く作ってくれたん

ですが、これが、前回の投稿にも、記述しましたが

入院生活中、重宝しました。感謝!

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友人も、術前の元気なうちに、とスイーツもって

来てくれたりしたので、病室の小さな冷蔵庫は

いっぱい🎵(うれしい)

 

その夜、ラキソベロンを一本飲みっ切って下さい、と

新たに一本手渡されました。

普段、介護の現場で、便秘がちな利用者様に15滴も

盛ったら、結構な効果を発揮しているのを見てきたので、

とっても抵抗がありました。

でも、飲まなきゃあならない。

恐る恐る、寝る前に飲み干しました。即効性は

なかったのですが、後々(手術後)の不幸を招きました。

 

あと、剃毛とおへそのお掃除を、きっれ~いに若い看護師

さんが丁寧にしてくれました。

剃った後は、かゆくなりますよね~(笑)

なんて、言いながら…(*ノωノ)

 

その夜は、ラキソベロンではなく同室の方の、

イビキがすごくて、不眠でした。

 

いいなぁ、ぐっすり寝れて、と恨めしいぐらい

イビキを豪快にかいてはりました。トホホ

 

 

境界悪性卵巣腫瘍⑨入院、入院中にあれば便利なものグッズ

 

手術日の前々日の昼過ぎにN病院に到着しました。

なんだか、嫌な予感・・・

 生理が始まりそう。。

予定より1週間早いがな💦

 

全摘するので、もう生理とは、おさらばしたと

思っていたので、残念でもあり、

最後まで卵巣や子宮が機能してくれたのかと

思うと、わが子宮卵巣に愛しさもあり。

自分の体だけど、よく働いてくれました。

 

と感慨深く思ってもいられません。

 

月経過多なので、生理が始まると、ゆっくり安心して

眠れません。しかも、この日から

ラキソベロン開始です。(緩下剤です)

 

元々、便秘とは無縁で、どちらかというと、緩い方なので

緩下剤なくても、すっきりできるのに

15滴も・・・

 

妊婦っ腹で重いわ、生理あるわ、下剤効いてるわ

で、眠れず、次の日の朝、頭痛におそわれました。

 

手術前日の朝から、畜尿開始と聞いていたので。

生理が始まってしまい、憂鬱。

 

この日、多床部屋に入院しました。検査費用が嵩み、

贅沢言ってられないので、個室は諦めていました。

 

幸いにも私のベッドは見晴らしの良い、窓際

病院自体も建ってから数年しか経っていないので

設備が新しく、きれいで快適でした。

多床部屋内にも大きなトイレがありますが、病室の

丁度向かいに共同トイレがあり、便利だったので

多床部屋とはいえ病室は申し分ありませんでした。

 

入院準備品に関しては、病院によって

指示されるものが違ってきますが、

他の方々のブログを参考に持ってきてよかった

ものをお伝えします。

 

・S字フック

 スマホの充電器や、ティッシュボックスを

   ぶら下げるのに重宝しました。

   術後は痛みがあるので、手が届く範囲に

 必要な物品を置いておいた方が良いです。

ティッシュボックスカバー

 S字フックにひっかけられるように。

 (私は娘に作ってもらいました)

・粘着テープが付いているミニ時計

 ベッドから見える位置に貼っておくと便利です。

 私は百均で買いました。

 意外と入院中は時間がわかりにくいんです。

・クリアファイル

 書類がちょいちょい増えていきます。

 見やすいように整理するうえで、便利でした。

・使い慣れた枕

 病院の枕は高くて硬くて不慣れで寝付きにくい

   ものでした。

 家族に家から枕を持ってきてもらいました。

 合う合わないは人によるかもしれませんが・・・

・クッション

 術後すぐは身体が寝ていてもつらいです。

 横になりたくても体勢維持がしんどくて、

   そんなときに

 背中や大腿部下にクッションを挟むと楽でした。

・床頭台に置けるサイズのカゴ

 小物を整理するのに便利でした。

    体温計を病院から渡され、看護師巡回の都度、

    検温で出さないといけないので、

    入れておくと探さないで済みます。

・イヤホン

 スマホで アマゾンプライム(次男の参考書を

 アマゾンで買っていたので送料無料のため契約

 していました) を見るため、必要でした。

 テレビ用に百均で、コードの長いものを買って

 いたのですが、長めで正解でした。自由に

 ベッドで転がっていられます。

 多床部屋の場合、必需品です。

・趣味のもの 時間潰し

 術後、3日もすれば身体も楽になってきます。

 暇を持て余してしまうので、

 当時、はまっていた切り絵(本当は刃物は

 は持ち込んだらダメですが、ペン型で分かり

 にくいので隠れてしていました)

 や、小説を持ち込んでいました。

・耳栓

 これはあったら良かったかも、です。

 同室の方も入れ替わりがありましたが

 なぜかイビキのすごい方ばかりで、

 (私も鼻が悪いのでイビキかいていたかも)

 イヤホンで音楽を流して、緩和していました。

 怪獣クラスのイビキの方が来られた際は、

 看護師さんがお部屋移動しましょうか、と

 心配してくれたぐらいです。

・術後に備えた下着

 ショーツは普段履きよりワンサイズ大きいものを

 用意した方が良いです。私は、前がゴムなしの

 傷口へのあたりがソフトなものを揃えていたので

 問題なく過ごせました。

・腹帯

 病院からの持ち物一覧にも入っています。

 院内のコンビニでも販売されていますが

 結構お高いです。ドラッグストアや大型店舗

 で探しましたが、アマゾンでお安く丁度良い

 ものを見つけて、洗い替え用に2つ買いました。

 アマゾンで注文するついでに、病院から買って

 おくように言われていた、3Mのマイクロポア

 スキントーン サージカルテープも購入。

 

ほかにも、あってよかったものを思い出したら

追記していきたいと思います。

 

ちなみに、準備して要らなかったものは

ドライシャンプー、身体拭きシートです。

術後、二日目にはシャワーに入れたので

不必要でした。高かったのに・・・(T_T)

 

境界悪性卵巣腫瘍⑧麻酔科受診、入院前の説明

 

手術一週間前に、入院前説明のため、家族の同席が

必要でシングルマザーの私は、親を呼ばざるを得ません

でした。

 

シングルマザーになってからも、迷惑をかけたくなく

親の手を借りる事はめったにありませんでした。

 

親も70代で若くはないので申し訳なかったんですが

同席を頼むと、暇やで!と快く、協力してくれました。

 

両親とは一見仲がよさそうに見えて、性格が合いません。

同じ町内にいながら、敬遠していましたが、

今回、お手伝いをしてくれていたので、本当に助かりました。

 

手術では全身麻酔、硬膜外麻酔を受けるので、この日

午前中に麻酔科受診がありました。

受診後、入院前説明まで、3時間ほど時間があったので

ロビーでお昼を食べながら、先日、息子に薦められていた

小説「君の膵臓を食べたい」を読んでいました。

 

小説を読むのは早い方で、暇な私は集中して読み切って

しまいました。

年を重ねるごとに涙腺がゆるゆるになってきている私は

案の定、号泣(T_T)

あかん、あかん、自分の体の事で泣いてるみたいに

思われる~、と、トイレでお化粧直しし、

天気も良いので、病院周りを散歩して、母が来るのを

待ちました。

 

手術、入院は万一の事を考えて計画されます。

また、造影CTの結果が微妙だったのか、入院前説明では

悪性卵巣腫瘍の治療の流れで説明を受けました。

 

小説の影響か、この時、初めて、

大丈夫やろか?万一、悪性やったらどないしよ、

とほんの一瞬だけ不安になりました。

  

が、担当のA先生の判断を信頼していましたし、

悪いところを全部取ってくれる、と子宮卵巣全摘出に

対しては積極的に考えていたので、

その後、不安にかられることはありませんでした。

 

この日に手術の前々日入院になると聞きました。

前日だと思っていたので、予想外。

 

この日の説明を受けるころには、経験者の方のブログを読み漁って

参考にしていたので、入院準備はすっかり出来上がっていました。

腫瘍が大きいので、破裂の可能性があるといわれていたので

いつでも入院できるようにと、旅行バッグに準備していたので

一日早まっても時間に余裕がもてました。

 

入院時の連絡手段のため、契約を渋っていた中学生の娘のスマホ

調達し、散髪も済ませ、コープの個配の注文も済ませて、

入院中の食材は安心。

コープの個配は退院後も大いに活用させてもらいました。

 

子供達も、母の入院という初体験に動揺する事なく

家の事は大丈夫!心配せんでいいよ!と頼もしく言って

くれていました。

なんだか、うるさい母がしばらくいないという解放感もあり

やる気、満々のご様子。娘に至ってはスマホも手に入ったし

ルンルン🎵です。

ほんの2週間だけど、寂しいのは母だけ?

☆診療代 220円

 

 

 

境界悪性卵巣腫瘍⑦2回目の貯血と造影CT検査

 


貯血も2回目となると、することが分かっているので

針が刺さっている腕もあまり痛くなく、リラックスして

いました。気持ち悪くなる一歩手前ぐらいで

なんとかやり過ごせました。

  

造影CTは初めてです。

CTの台に上り横になります。

造影剤を注射で投与された後、少しびっくりしました。

一気に体中が熱くなるので、薬が下半身に回るころ

思わず、失禁したのかと勘違いしてしまいました。

 

看護師さんにも、びっくりしたでしょう。

おもらししたかも、と思われる方、結構いるんですよ。

と言われました。

  

検査が終わっての帰り道、風が強く満開の桜の花びらが

きれいに舞っていました。桜吹雪にうっとり。

ん?入学式シーズン間近だけど、桜、ほぼ散っちゃってる?f:id:michimichi49:20190613131029j:plain

 

平成30年は春の訪れ、早かったですね。

  

数日前は次男の大学の入学式でした。

貧乏な我が家、塾に行かせてあげられず、一人でコツコツ

勉強して本当に頑張ってました。

なので、入学式、行きたかったのに、ドクターストップ

でガビ~ン。

泣く泣くあきらめ、元旦那に、渋々譲ることに

しました。次男がその大学に合格したことを

ことのほか喜んでいたので(電話で知らせた時、

涙声でした!(笑))快く引き受けてくれました。

当日はウザいぐらい、実況中継で動画や写真を

送ってきていました。

 

留守番の私は、次男の部屋を感慨深く、

片付けようと入ったら、もお~ゴミだらけやん(-_-;)

しみじみ、どころか、イライラ(゚Д゚)ノ

三男と、長女も手伝ってくれ、

次男、今頃入学式始まったかな~と想像しながら

せっせと汚部屋(笑)の掃除しました。

 

 

次の受診は4日後

☆診療代 ¥12,180