子供4人のシングルマザーの雑記帳と境界悪性卵巣腫瘍

シングルマザー歴10年。仕事、病気、手術、4人の育児や進学など経験したことを発信していきます。

境界悪性卵巣腫瘍⑫術後2日目

昨日より全身のしんどさが少しはマシになったけれど、お腹の調子が

悪かったです。

開腹手術をしたら、腸の癒着の恐れがあり、腸閉そくなどおこすことも

あります。

ガスやお通じは、我慢せず出さないといけません。

 

手術前のラキソベロンが、残っていたのか、この日は、散々な一日。

 

おならが出そうになった直後、温かい液体がおしりを伝う感覚。

出血してる?と思い、確認。(もがいたもののお腹が痛くて

座って見ることが出来ず鏡で確認)

血液じゃなく、液体。

お腹が空っぽなので、便が出ずに液体が出てきた模様。

やばい!!

ナースコールで看護師さんに来てもらいました。

 

「もらしたみたいです💦」(恥ずかし~)

 

に、看護師さん、臭いもしないし、見えてなくて

 

「どれどれ、大丈夫ですよ~」

 

と、にこにこして気にする気配なし。

 

「絶対出てるから見て、濡れてるやろ?」

 

と、痛い身体をずらして、見てもらいました。

そこからは、さすが看護師、段取りが早い、っていうか

鬼!!

 

「ミチミチさん、歩けますか?トイレまで」

 

え?座位の保持も痛くて、頭がくらくらしてる私に

歩けだと??

マジで?って顔で固まる私に、

「無理だったら車いす用意しますから」とにこやか。

 

まぁ、確かに、歩いてもらったほうが後始末も

手っ取り早いし、歩いたほうが腸癒着の防止になって

一石二鳥ですわな。

 

「歩くの?自信ないけど…」と手伝ってもらいながら

そっと、足をベッドから降ろしてみました。

 

両足、どっよ~ん。スリッパがひろえな~い。

看護師さんにスリッパを履かせてもらって、

ゆ~っくり、バルーンや点滴がぶら下げてある、

点滴スタンドを頼りに、よたよたと立ち上がってみる。

(といっても、腰の曲がったおばあさん状態)

 

一歩踏み出すのに、こんなに、四苦八苦するなんて…

 

お腹が心配だし、もう長距離マラソンをしている

(したことないけど)疲労感が襲いましたが、

それよりも、グルグルピーとお腹を下しそうになり、

病室内のトイレへ急ぎました。

5メートルほど先が50メートル先のような感覚。

気持ちと身体がバラバラで幽体離脱しちゃうんじゃない

かと(これも、したことないけど)

 

やっとたどり着き、トイレで、着用していたものを

よっこいせ、、よっこいせと脱いで、看護師さんに着替えを

運んでもらって、最後、ウォシュレットでしっかり洗いました。

 

ここで、ひとついい事が。

トイレへ自力で行けたので、予定より早く、

導尿カテーテルを外してくれました!!

よくやった!ミチミチ。頑張ったかいがあったと、感動。

すっきり~

 

また50メートル先(にある感覚)のベッドまで

点滴スタンドにしがみつきながら、戻った時には

ベッドはきれいにシーツ交換してくれていました。

 

消灯時間まで、なんと 6回 もグルグルピーで🚻へ

ゆっくり、休めることなく、落ち着けない疲労感と

こんだけ歩いたら、腸も癒着しないよな、って変な安心感。

なんとも複雑な一日でした。

 

夜中のトイレは、病室内のトイレは、ほかの同室者の睡眠の

妨げになると申し訳ないので、もう少し足をのばして

病室の向かいの、トイレまで頑張って行っていました。 

リハビリになったかも。

 

ちょっと無理したからか、手術の影響か、夜、発熱してしまい

ロキソニンを出されました。服用後、熱も痛みも緩和され

この日はゆっくり眠れました。

やっと、たまりたまった睡眠不足を解消!!

 

次の日に点滴や硬膜外麻酔がとれる予定。シャワー浴もOK。

煩わしいものが外される期待感もあるけど

痛みがくるんじゃなかろうか、とドキドキ・・・